どうも!
Ganapatiです。
忙しい忙しいと口に出す人は本当に忙しいのだと思いますが、実際に何で忙しいのか?どうすれば解決するのか?と聞くとうまく答えられない人がほとんどです。忙しいゆえに一つ一つの仕事を冷静に見る余裕がないのでしょうね。
自分の仕事の分析を時間ベースでしてみよう
あなたは自分が1日何をしていたのか記録していますか?
きっと大雑把には何をしたか把握できているかとは思います。Googleカレンダーなどに入力するだけでもざっくりとは記録できますしね。
そうした記録を集計して自分の仕事や行動を反省すると様々なものが見えてきます。
記録・分析の3つの視点
自分の行動や仕事を記録・分析する際にできれば持っておきたい3つの視点があります。
1.何をしている?
当然ですが、自分はどんな行動をしていたのか?何の仕事をしていたのか?という視点は必須です。
2.何を使っている?
生産性向上を考えるうえで大事なのは「何を使っている?」「どんな手段を用いている?」という視点です。手っ取り早く生産性向上を実現するヒントが多く隠れているためです。
本質論は時間がかかるのでそのあとでも大丈夫。
3.どれくらいしている?
どの程度の時間をかけているのか?という視点です。できればそこからどれだけの成果が出ているのか?という視点も含まれているとベストでしょう。
分析するとわかること
重要なことにどれだけ時間をかけているか?
分析してわかるのですが自分がどれだけ重要なことに時間をかけることができているかがわかります。
成果の80%は全体の2割の項目から発生するそうですが、その2割の項目に本当に集中できているのかなどがわかるでしょう。
そしてたいていの場合は成果につながらない8割のことに多くの時間を費やされています。
気づかないうちにしている作業がどれだけあるか?
例えば朝一番で「今日のやることリスト」を書いたとしてもそれ以外の多くの仕事をやっているものです。
気づかないうちにどのような作業・行動をしているかが明確になると、自分は何をすべきかが見えてきます。
自分の時間を奪っているのは何か
時間がない!と思っている人は特に「自分の時間を何が奪っているのか」を理解することは重要です。
どんなスキルを磨くのが良いか?
どのようなツールを使っているのか?どんな作業をしているのか?がわかれば、それらを効率的にするために必要な能力が何かもわかります。
PCでの文字作成が多いのであればブラインドタッチ、メール作成が多いならビジネス文章術、ブラウザでの検索が多いならGoogle検索術、単純作業が多いならVBA、そうしたことがわかってきます。
非効率になっている作業は何か?
成果が少ないのに時間だけが浪費される行動や作業が見えてくるかもしれません。そうしたものはできるだけ効率化もしくは排除してより生産的な仕事に力を注ぐべきです。
どんなツールを導入したらよいか?
効率の悪い作業・行動があった場合、それらを効率化してくれるITツールが必ずあります。おおよそ特殊な業務でなければ同じような悩みを持つ企業が世界中にあり、それらのソリューションも提供されているものです。
無料で簡単に使えるRemoteCampを使ってみよう!
さて、前述の様な効果を得るためには何らかの分析ツールが必要です。分析のために時間やコストがかかり過ぎたのでは本末転倒。
容易に使えるツールがありますのでご紹介します。
RemoteCampとは
RemoteCampはPCの操作ログを簡単に記録してクラウド上のサーバーに保存し、分析結果を表示してくれるツールです。英語のツールなので若干難しさはありますが、それでも非常に役に立つツールです。
個人であれば無料で使用できるのもありがたいですね。
RemoteCampでできること
RemoteCampでは以下のような分析ができます。
①タイムライン分析(いつ何をいつまでしていたか)
②行動分析(どんな行動が多いか)
③ツール分析(何を使っているか)
④画面(スクリーンキャプチャ)の記録(私はなぜかできませんでした)
⑤支払い分析(私は使ってません)
実際に使ってみた
実際に使ってみましたのでその様子をキャプチャしました。
参考にしていただければと思います。
登録&クライアントソフトの導入
まずは以下のサイトで利用者登録を行います。
メールアドレスを入力して送信するとおそらく登録確認のURLが送られてくるものと思われます。
※私の場合は登録したGmailがAutomatic社のWordpressアカウントに連携しており、なぜかそれが自動的に使用されてしまいました。Wordpress.comによるシングルサインオンなのかな?
さて、登録出来たらクライアントソフトをダウンロードしてインストールしておく必要があります。
※幅広いOSに対応
クライアントソフトを起動したら普段の作業をする
クライアントソフトをインストールできたら立ち上げてログインしておきましょう。初回のみ必要な動作です。
あとはそのクライアントソフトが勝手にログやスクリーンキャプチャをサーバーに送信してくれます。(そういうのが嫌な人は導入できないサービスでもあります)
立ち上がったらいつも通り作業をしましょう。デスクトップの右下にアイコンのようなものが表示されますが、長期離席時はアイコンをクリックして一時停止などしておくことをお勧めします。
ダッシュボードはこんな感じ
データが溜まったらサイトにアクセスしてみましょう。URLは覚えていなくともクライアントソフトからのリンクでアクセスできます。
ダッシュボードの全体像はこんな感じです。
タイムラインでは操作ログがわかる
まずはタイムラインを見てみましょう。
実際に使ってみるとわかりますが、本当に細かくログが記録されています。
ソフトやサイトの使用状況が集計される
どんなソフトを使っていたのか、どんなサイトで作業をしていたのか集計されます。
行動の上位20%状況
注目したいのは行動の上位20%は平均して1日どの程度時間を投入しているか?です。
ここに重要な仕事が入っていてかつ、自分で納得できるだけの成果につながっていることが理想です。
行動の下位80%の状況
意外と面白いのが下位80%の行動のグラフです。無駄な行動の項目としてどんなものがあるのか気づくことができます。
一覧形式でのランキング
グラフではわかりにくい人は一覧で見てみましょう。
集計期間の変更も可能
集計期間も変更できます。より長い期間の方が正確な傾向がわかりますね。
RemoteCampで自分の行動を一度は分析してみよう!もしかしたら知らないうちに無駄な行動をしているかも?