どうも!
Ganapatiです。
私はかつて人材業界で長いこと働いていました。当時はまだまだライバル他社もWEBサイトからの集客には手探り状態で、私自身もいろんなサイトのいいとこどりしたサイトを1か月かけて作り上げた記憶があります。思えばあれが私にとってのWordpressサイト初挑戦でした。あれから10年以上たちましたが、まさか今でもWordpress関連の仕事をちょこちょこいただくとは・・・。人生って不思議。
WEB担・アフィリエイターは転職サファリに注目!その特徴とは?
まずは「転職サファリ」を見てください。
なかなかすごいでしょ?これだけ衝撃的なのはこの手のお仕事系のサイトとしては「給料BANK」以来です。
そういえば驚くほどバズって書籍化され、シリーズも3巻ましたよね。
転職サファリの特徴をまとめておきたいと思います。
広く受け入れられるテイストのPOPなキャラクター
まずWEBサイトの隅から隅まで目に入ってくるのが、若い世代の人には広く受け入れられそうな動物をモチーフにしたキャラクター。
これだけのキャラを設定して展開しているサイトはなかなかないです。キャラ立ちかたに対しては若干多いかな・・・とは思いますがね。
キャラクターのポーズ・表情
コンテンツに合わせて各キャラクターの表情やポーズが変わっています。その種類も非常に多いです。
この手の真面目系ジャンルのサイトでは1キャラクターにつき3つ程度のバリエーションがあれば良い方なのですが、多くの表情やポーズが存在することでサイト全体が生き生きして感じます。
愛されるキャラを作ろうとしているのがよくわかります。
スクロールで動く画像
各キャラクターのストーリーを漫画で紹介していますが、漫画の中がスクロールに合わせて動きます。やり過ぎじゃないかな?と一瞬思いましたが、これはこれで他にはない特徴となっています。
このサイトの運営側の意気込みを感じますね。
コンテンツに統計データ・図解を利用
コンテンツにおいて、しっかりと信頼あるデータを基に図解して説明しています。長くなりがちなコンテンツなので、図解があると非常にわかりやすいです。
閲覧者の行動を促すのにも効果的です。
充実のコンテンツ
コンテンツ量もかなりあります。もちろん大手サイトのコンテンツ量には到底かないませんが、マンガキャラクターと組み合わせることで大手サイトに負けない印象を与えています。
違和感を感じさせない見出しやメニューデザイン
見出しなどのWEBサイトでよく使用される部品のデザインにもかなり凝っています。
結果的にサイト全体の印象を良くしています。見出しが不自然だとサイト内を回遊する人が減るんですよね・・・。
転職サファリから何を学ぶか?
第一印象は「他にない!」
正直転職サファリに関しては好き嫌いが大きく分かれると思います。
ただ、好きにせよ嫌いにせよ両者とも「他にはないサイト!」という印象を持つのは間違いありません。
この「他にはない」「忘れられない」というのは非常に大事です。後発組・資本力がないような企業にとってこれ以上の戦略はないです。
明確なターゲット設定
転職サファリは明らかに若年層をターゲットしています。「ブラック企業・ホワイト企業」といったキーワードに敏感な層。また、初めて転職するような層をターゲットにしたコンテンツになっています。
それゆえ、私のようなおじさんはこのサイトを通じて転職しようとは思わないのでしょうが、ターゲットとする層にしてみれば共感を呼ぶわけです。
これが幅広い年齢層をターゲットとしているサイト作りをしていたらおそらくマーケティング効果が皆無の自己満足サイトになっていたでしょう。
サイト作りはターゲットを絞って行うことが大事なんだなと・・・つくづく思いました。
おまけ:転職サファリで残念なこと
残念その1
せっかくのキャラなのに特徴が目立たない・・・・。目立たないのにあちこちに配置しすぎるから若干うざいです。
残念その2
結局このサイトの目的が見えない感じがします。目的がわからないと読み手も「じゃあどうしたら良いの?」と迷ってしまいます。
サイト構築途上なのでしょうか?転職ノウハウを教えるのがメインなのか、転職サイトの紹介がメインなのか・・・。このあたりが見えると良いなと。
しかしながら転職サファリは素晴らしいサイトであることには間違いありません!!!
これから何か展開がありそうです。どんな展開でマネタイズするのかに注目してみましょう。