どうも!
Ganapatiです。
経営者が社員へ発するメッセージというのはとても大事なのですが、私がかつて働いていた企業では「社長が思いついたことをただ独演しているだけ」でした。それってもはや自己啓発の押しつけですよね。
本当に思い描いている企業哲学があるのであれば不変のメッセージとして示されるべきです。経営者と従業員の距離が近い小さな企業ほどそれができていないのは何故なのでしょうね?
海外の成長企業に学ぶ「企業哲学の示し方」
最近リリースされたサービスに、成長している企業がどのように従業員向けに哲学や働き方などを示しているか集めたサイトがあります。
こちらはカルチャーコード。
こちらはカルチャーデッキ。コードとの違いはよくわかりませんでした。
従業員への示し方の具体例
HubSpotの事例
インバウンドマーケティングの雄、ハブスポットの事例です。ハブスポットは日本にも進出して活躍しています。彼らのブログはいつも読んでいます。
ハブスポットではスライドシェアで企業哲学・社風を公表しています。調べてみるとスライドシェアで公表している企業は結構あるのですね・・・。スライドシェアは意識の高いビジネス系のユーザーが多いのでじ人材募集にも一役買うのでしょう。
Trelloの事例
看板方式プロジェクト管理ツールのパイオニアTrelloでは、自社サービスをそのまま使用して企業哲学や働き方マニュアルを公表しています。
これはすごい!!
そして更にすごいと思うのは、Trelloというツールの良さを生かして「体系的にわかりやすくなっている」ことです。従業員が働く上で困ったらこのサイトを見ればナレッジを得ることができます。そうした便利サイトとしての機能があるからこそ、企業の理念のようなものをたびたび目にするようになるのでしょうね。
GitHubの事例
システム開発会社にはなくてはならないツールを提供するGitHub社ではGitHubではなくGitLabを使用して公開しています。おそらく見た目がGitlabの方が整っているので良いのでしょうね。
GitHub社の場合はその内容に注目です。はっきり言ってものすごい量です。もしあなたが企業哲学を真似したいと思うのであれば一度翻訳して参考にすると良いです。真面目に必見。
BaseCampの事例
日本ではあまりなじみがないのですが、海外では有名なプロジェクト管理ツールを提供するBaseCamp社ではGithubを使用して企業哲学を公開しています。
マークダウンファイルでかなりシンプルなUIですが、かなり丁寧に作りこまれています。また、社内システムなどとリンクしているようです。
Zaarlyの事例
従業員が少ないところも最後に紹介します。従業員数が20名以下の所も紹介します。
Zaarlyはソーシャルマッチングアプリを提供するベンチャー企業です。一時期イケハヤさんとかにディスられていました。それはともかく、Zaarlyのような小さな企業だからこそなのでしょうか、しっかりとした企業理念・哲学のようなものをWEBサイトとして公開しています。
これぐらいなら日本のどこの企業でも真似できるはず。
このほかにも・・・
この他にもGoogle、Netflix、ザッポス、マクドナルド、Dell、Linkdinなどといった結構有名な企業の事例も紹介されています。
是非一度は見て欲しいです!こうした方法で社風・哲学を浸透させることは言うまでもなく素晴らしいことですし、会社全体の生産性向上にも役立つはずです。
マネしましょう!