どうも!
Ganapatiです。
昨年頃から今年の春先にかけてメディアでよく取り上げられていた「マインドフルネス」。
最近はあまり聞かなくなりましたね。
当時は私の周囲でも実践する人が結構いたのですが、彼らに聞いたら「面倒なのでやめてしまった」ということらしいです。
とはいえ、マインドフルネスの効果自体はすごくあったようで「手軽にできるような環境があればきっとやるよ」ということでした。
そんなことがあったものですから、「手軽に誰でもできるマインドフルネス実践法」について、ちょっとご紹介したい思います。
マインドフルネスのおさらい
マインドフルネスとは?
マインドフルネスは「今この瞬間感じることに集中する」「瞑想法」のことでもあり、それによって得られる「穏やかな心の状態」のことです。
アメリカの大手企業が積極的に導入したところ、従業員のストレスが減少し生産性向上にも効果があったことから世界中に広まりました。
一般的なやりかた
マインドフルネスのやり方は色々あるようですが、一般的には「リラックスできる環境」で「リラックスできる静止した姿勢」をとり、必要に応じて環境音などヒーリングに効果のある音を聞きながら、「目をつぶり」「ゆったりと呼吸をしながら」「自分の内側に意識を向ける」というやりかたをします。
マインドフルネスが続かないわけ
さて、マインドフルネスが続かない人にはどういう共通点があるのかについて少しふれておきます。
特別な環境が必要だと思っている
前述のやり方でも紹介しましたが、日常の生活・仕事の合間に特別な環境を作り出せないとマインドフルネスをやれないという人が結構います。
その裏には、「誰かに見られるのが恥ずかしい」などといった感情もあるようです。
特別な時間が必要だと思っている
マインドフルネスを実践するには、それなりに時間をとる必要があると思っている人もいます。
例えば寝る前にやらなければ効果がないとか思っている人は忙しさや疲れを理由に「時間が取れない」という状態になって継続できないようです。
効果がそれほどないと感じている
当然ですが効果をあまり感じられない人は続きません。続けるメリットがないのですから。
ただ、中にはマインドフルネスを実行してもそのあとすぐに効果が薄れる(心の状態が不安定に戻る)という人もいます。こうした人は再度マインドフルネスを実行すればよいのですが、やはり環境や時間の問題でできないと考えてしまうようです。
マインドフルネスを継続できるすごく簡単な方法
さて、前述のような「続けられない人の理由」から考えると
- いつでも実践できる
- どこでもできる
- 無理なくできる
- 人に見られても平気
このような条件を満たす方法があれば継続できるといえます。
私はそんな方法を私なりに考えて実践しています。
具体的な方法
やり方本当にすごく簡単です。
可能であれば外に出て、自分の最も快適だと思うペース(歩幅・リズム)で歩きながら、自分の周囲から聞こえる音と自分が歩く靴の音に耳をすますだけです。目線はどこでも構いません。耳を澄ましていれば目は見ているようで見ていない状態になります。
自分の最も快適な歩くペースというのは、すなわち自分の最も快適なリズムでもあります。
そのペースで歩いて聞こえてくる靴の音は自分の心を落ち着かせるのに適しています。
結果としてマインドフルネスの状態になるわけです。
ただ、ぼおっと歩くのが怖いという人もいるかもしれません。その場合は正面というよりも斜め前方を見てください。斜め方向を見ることで手前に見えるものと遠くに見えるものの視界を過ぎていく速度に差が出ます。電車で窓から遠くを見るときと同じです。そのスピードの違いに意識をあてれば次第にマインドフルネスに近づいていきます。
オフィス内で実践したい人は
例えばPCで仕事をするような人は、自分がキーボードを叩く音に集中したり、自分の呼吸する音に集中するだけでもOKです。
特別な環境・時間を作るより大事なこと
マインドフルネスを継続しその効果を実感できるには特別な環境や時間を作ることより大事なことがあります。
それは「特別でない環境・特別でない時間に何度も何度も小さなマインドフルネスを作り出すこと」です。
つまり、マインドフルネス状態が弱くともストレスの発生しやすい状況をより長い時間改善する事が大事だということです。
是非ご紹介したやり方を参考に、それこそ90分に一度1分間のマインドフルネスを実践してみてください。
きっと仕事に集中して大きな成果を出せるようになるはずです。