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チャレンジングな老獪になるも、老害になるなかれ(パケット通信代300万円を非難された話)

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どうも!

Ganapatiです。

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どうして人は年をとればとるほど「自分の世界観」を押し通したくなるのでしょうか?豊富な人生経験を否定しませんが、分野によってはむしろ「若手の価値観・世界観」がより大きな成果に結びつきやすいものです。「老害」と呼ばれる人ほど「お互いに尊重し合うことが大事だ」と説く割りには自分の意見・価値観が通らないとごね始めますよね。

会社の携帯でパケ代300万円超の人の人事評価が下がった話

5年くらい話ですが、とある(と表現しておきますが)会社の携帯(スマホ)の利用に関連してタイトルの通り「パケ代300万円超」となった人がやり玉にあげられ人事評価を下げられるという事件がありました。

ちなみにその会社の携帯導入台数は約200台。法人契約でパケット通信料はいくら使用しようが会社として「定額」という中身でした。

きっかけはコスト見直しから

こんな事件が起きたきっかけは会社としてのコスト見直しから。

全社的にスマートフォンを導入したのは良いものの、余分な携帯があるのではないか?今の契約は妥当なのか分析しましょう!という話から始まりました。つまるところ、無駄があれば台数減らして削りましょうと・・・。

利用状況調査の結果、無駄な携帯台数よりも通信量に話題が

利用状況を調査した結果、5台程度全く使用されていない携帯が発見されました。当初の目的に照らせば当然そのことが議論の中心になるかと思いきや・・・とある役員の口から出た言葉は「なんだこのパケット代が月に300万円って!使いすぎだろ!」というものでした。

社内で数名そういう利用状況になっている人がいたのです。

ただ、実際にはそれぞれ300万円請求されているわけでもなく、単純にパケット通信料×パケット単価を当てはめただけの話。(携帯会社の請求明細ってそういう表示になるんですよね)

そもそもその役員は「パケット」って何?というくらいの理解度。

それでも300万円という額は自分の理解の範疇を超えたらしく、話題沸騰となったのです。

人事評価を下げられた人が発生

結果として何が起きたかといえば、会社に損害を与えたわけでもないのに該当者は始末書を書かされた上に人事評価マイナス。

その人も含めて社員の多くは「なんじゃこの会社?あり得ない」と思ったわけです。

規定と照らし合わせても確かに・・・でも

確かに、300万円のパケット通信料というのは会社内の一般的使用状況に比べても膨大。実際に私的利用で動画を見ていたりした部分もあったそうです。

会社の規定においても「私的利用はしてはいけない」となっています。

なので、処罰される理由としてはあるわけですが・・・、本当にそれでよいのかと疑問に思うわけです。

パケ代と実使用のかい離もあるよね

そもそもですが、パケ代の計算式も時代の流れに沿っていない。ちょっと通信すればウン万円の計算になる。300万円というパケット利用は、利用している実サービスでいえばフレッツ光の月額料金ウン千円にも劣ります。

300万円という数字そのものに踊らされて強く非難するのはどうなんでしょうね・・・と思うのです。

大事なことは「より生産的な組織を作り利益を拡大すること」

そもそも組織の目的・目標って何だろう?組織における戦略も戦術も日々の行動もすべてはそこから始まります。会社における憲法前文みたいなもの。

そして、ほとんどの組織で言える大命題といえば「利益を拡大すること」なのではないでしょうか?

そのうえで念頭に置いておく一つのフレーズは「より生産性の高い組織を作ること」です。生産性が高いということはより少ないリソースで高い売り上げを作るということですからね。

コスト視点で考えると・・・

今回の問題をまずはコスト視点で考えてみます。

パケットをいくら使おうが料金変わらない契約

まず、そもそもパケット通信量がいくらになっても会社に請求される金額は同じという契約です。

コスト面で非難するのはおかしいということになります。

そうすると問題は「利用内容そのもの」ということになります。

むしろ活用していない携帯こそ無駄では?

私的利用が今回は処罰の理由になるのでしょうが、その人が実際には業務利用としても抜群に活用できていてそれが売り上げに貢献していたとすればどうでしょう?「利益の最大化」にはかなっていますよね。

むしろ、ろくに利用もせずに「コストにしかなっていない」利用者こそどうにかしないといけないのでは?と思うわけです。

生産性を高めるために活用できているの?

つまり、大事なことは同一のコストである以上、どう業務に活用できたのかが実際には問題だということです。

携帯を「コスト」にしてしまうのか、「利益を生む投資」にするのか。そこに注目すべきです。

人事的な視点で考えると・・・

次に人材という面から考えてみます。

どんどん活用させたほうが良い

私の考えは、携帯は会社に迷惑・損害を与えない限りどんどん私的にも利用させ活用させた方が良いというものです。

そもそもスマホをビジネスで活用する機会が増えています。日常的にもいろいろ活用してもらえばITスキルやリテラシーもより強化されます。従業員のスキルや知識が増せばそれだけ会社にもプラスです。

勝手にワクワクしながらスマホを使ってもらって従業員の育成につながるのであれば、そんな楽な話はありません。

私は何故この考え方に至らないのか、本当に疑問です。

というかむしろ「スマホの使い方教えて」と聞いてくる老害には「私の時間とコスト」を請求したいくらいです。本当に無駄。自分で使い慣れなさい!

むしろアプリ料金を会社負担のところも

世の中には「業務に役立つという自己申告」があればどんなアプリでもその購入費を補助してくれる会社があります。

そういう時代なのです。

従業員の実質的所得を増やす

また、携帯の私利用を認めることで従業員は自分個人の携帯の利用料金をおさえることもできます。そうすれば僅かかもしれませんが実質的所得を増やすことができますよね。

もちろん税法上の課題はクリアしなければなりませんが・・・。

従業員満足度を高める視点を持つ

結局のところ従業員の満足度を高めるという視点を持つことが大事なのではないかと思うのです。

もしそういう視点を持っていれば今回のような事件は起きないわけです。

もっと会社で負担してやれることはないのか?何か楽しくなるような工夫はできないか?そうした視点を持つ企業こそ優秀な人材の採用と定着を実現することができます。

当然その先には売上向上などが見えてきます。

パケ代300万円を何故批判したのか?

話を最初に戻します。何故このような事件が起きたのか?何故非難されたのか?

つまるところ自分の常識では忌むべき行為だった

そうなのです。つまるところ事件のきっかけを作った役員にしてみれば自分の価値観・理解においては忌むべき行為だっただけのことなのです。

それが組織の目的にあっているかどうかは考えていなかったのです。

また、理解しようとも思っていなかったのです。

言葉の独り歩きもあった

ついでに言えば300万円という言葉が独り歩きしました。

インパクトの強い言葉が冷静な判断を他の人(役員)からも奪った感じです。

結局「老害」だった

結果としてどうなったかといえば、多くの現場の従業員から「この会社ってどうなの?」という否定的感想を持たれ、モチベーションが下がるという事態になりました。

業績にどれだけ影響したかはわかりませんが、組織に「害」を与えたことには間違いないのです。

そう、「老害」と言われるゆえんです。

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最後にまとめ

固定的価値観で老害になるな!積極的に新しい世界を採り入れてチャレンジングな「老獪」になろう!