ワクワクして働くための生産性↗向上Hacks

ワクワクは最強のライフハックなのです。

IT導入補助金バブルが終焉。まさに狂騒曲。そして入口も出口も手間が半端ない件。

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どうも!

Ganapatiです。

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今年の2月頃から始まったサービス等生産性向上IT導入支援事業、通称「IT導入補助金」が今日6月30日で受付を終了しました。

私も勤務先(ITベンダー系)で企画や営業支援に携わっていたのですが、半端ない事務量でした・・・。

ちょっとだけ感想を書きます。興味ない人も多いでしょうが、まあ、独り言みたいなものです。

補助金制度としては非常にありがたいものだった

今回の補助金は様々な立場の人にメリットがありました。

補助金を受けるユーザーにとって

今回の補助金制度ですが、人によってはバラまきと批判する人もいると思います。特に何の恩恵にも預からないような人にしてみればうらやましいと思うでしょう。

なにせ150万円の商品を実質50万円で買えるのですから。驚異の66%オフ。

こんな助成金なかなかありません。(決して全くないわけではありませんが)

いつもなら50万円の商品・サービスで我慢していた企業が助成金を使うことで150万円の商品・サービスを使えるようになるのです。

正直、手に入れる商品・サービスの質は相当違うと思います。100万円の車と300万円の車では質感が全く違いますよね。そんな感じです。

しかも、今回対象となった商品は事前に「生産性向上効果が認められるもの」として登録されたものばかりです。もちろんピンからキリまでありますが、それでも役に立つ商品です。

購入後はきっと業務を改善してくれるに違いありません。楽できるって素晴らしい!!

支援事業者(ソフトウェア・サービスを提供する側)にとって

今回の補助金はソフトウェアやサービスを提供する側(メーカーやベンダー)にとっても非常に美味しい補助金でした。(事実、おいしそうなにおいを嗅ぎつけて2次公募から一気に支援事業者が増えましたしね)

補助金自体に受付期限があるので「今だけ!」というセールスでYESを獲得しやすいですし、そもそも価格による拒絶(高いから買わない)を防げました。

また、普段は獲得できないような顧客層(つまりお金がない人たち)を取り込むことができました。

正直ね、、、、過去最高の売上になったような支援事業者も多かったのではないでしょうか?うちはそうでしたよ。予算の数パーセントいただきました。

そうなれば、そこで働く従業員の給与や賞与にも反映されるでしょうし良いことづくめです。(ボーナス増やしてください( ノД`)シクシク…)

専門家・士業と言われる人にとって

今回の制度では審査で加点される要件として「専門家による事業計画作成支援」というのがありました。

簡単に言えば最近めっぽう売上げが厳しくなってきた「士業」の皆様の顧客獲得手段になったわけです。

特に商工会議所などで「専門家派遣制度」に登録している士業の皆様、それから各地方の「よろず相談支援員」として業務を委託されている士業の皆様にとってありがた―――い制度だったといえます。

もちろん、今後顧問となれるかどうかはその人次第でしょうが、士業の方の支援のおかげで多大な助成金をもらえたのであれば、決して可能性はゼロではないはず。

むしろ返報性の法則から顧問になりやすい環境ができたといえます。

経産省・中小企業庁にとって

経産省・中小企業庁にとってもメリットの多い制度でした。

これまた審査の加点要素として、ミラサポ登録とかおもてなし制度という制度への登録とか経営力向上計画認定制度への申し込みとかがありました。

つまり、IT導入補助金によってそれら正直「パッとせず利用者も少なかったであろう政策」が急に「成功した政策」に変わったのですから。

ついでに言えば前述の士業を使った政策利用者も増えたわけです。

欲張りすぎじゃないかってくらいいろいろ絡ませていました。

特におもてなし制度には外国人のおもてなしとは全く関係ない企業も登録しましたしね!

とにもかくにもいろんな関係者にメリットがある制度でした。

ついでに言えばこれから次第に予算として使われた100億円が市場を回ります。景気刺激策としても悪くないですよね。

これがとにかくめんどくさい

いろいろメリットがある政策でしたが、バラまき批判を避けるためなのか、結構めんどくさいところがありましたし、これからもあります。

ユーザーにとって

補助金の申請にあたって、結構面倒な事業計画書を作成する必要があります。レベルとしては新しい事業を行う際の補助金を出す企画型補助金ほど難しくはないのですが、失業者が起業する際の補助金の申請ほど簡単ではない、という感じです。

ごめんなさい。わかりにくい表現でした。

まあ、赤字企業が銀行に融資申し込みをする際の資料くらいの難しさはあったかと思います。これはね、零細企業の経営者には難しいのよ、ほんと。

こうしたむずかしさがあったうえで、さらに今後2023年ころまで毎年補助金を使った効果の報告義務が発生します。

具体的にどのように行われるかはまだ公表されていませんが、5年も引っ張るのは結構大変な補助金だと思います。

支援事業者にとって

メーカー・ベンダーなどの支援事業者も大変でしたし、これからも大変そうです。

そもそも資料作成のアドバイスなど士業でもないのに行う義務がありました(社員教育大変でした・・・)。

また、今回の補助金は一次公募では後だしでルールが追加されたものが多く、ルールの追加や変更によってお客様に追加で書類をお願いしなければならなくなったりもしました。

今後どのように補助金を受けたユーザーさんと関わっていくのかも示されておらず、不明なことだらけです。それなのに、最後までユーザーさんを支援してくださいなどと・・・そんなことだけは約束させられているのです。

長くて3年でいいんじゃないの?と思わずにはいられません。

役所(事務局)にとって

当然資料を今後も取りまとめなければならない事務局も大変そうです。

補助金自体はもうすぐ交付を終えるというのに、ずーーーーーっと、管理していく必要があるわけです。

私が担当者ならモチベーションがた落ちでしょう。

しかし、ある意味これからもしばらく役所から予算が貰えるということなのでしょう。電通さん相当もうけたよね・・・。(私知ってるよ、ポータルサイトでエラーが出たときに遷移するSalesforceの管理システム画面に電通さんの関連会社の名前が出てること。)

これからも続けて!お願いします。

ぐだぐだ書きましたが、個人的にはIT導入補助金を今後も続けて欲しいです!

だって、優れたITサービスは本当に生産性を向上させますし、仕事していて楽しいですから!