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ワクワクは最強のライフハックなのです。

残業時間の削減で働き方改革するより、馬鹿な経営者と管理者を反省させる方が大事だよね

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どうも。

ganapatiです。

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かつて私は地域でも有名なブラック企業に努めていました。

入社した人の9割は半年以内に辞めていく。

しかもほとんどの人が精神的にも肉体的にも病んだ状態で。。。

そんな企業で4年頑張った私だからこそ、次のニュースには違和感を感じます。

ある意味良いニュースではあるのですが、こんなんじゃブラック企業はなくならないよね?と思うのです。

www.asahi.com

個人的に思うことを少し書き残しておこうと思ってのエントリーです。

ブラック企業について

そもそもブラック企業の定義って何でしょうね?ブラック企業で4年務めつつ、転職コンサルタントとして数多くの「ブラック企業経験者」に会ってきた私が思うに、人によって視点が変わります。

長時間労働

長時間労働はブラック企業の代表属性。とはいえ、中小企業の特に営業系や名ばかり管理職と言われる人たちにはよくあります。驚くほどよくあります。

残業100時間程度で繁忙期?ふざけんじゃないよ、うちはいつもだよって人達もかなりいるのでは?

朝早く夜遅い、自宅には寝るためだけに帰るみたいな環境になると、よほどの理由がない限りモチベーションが落ちてきます。モチベーションが落ちてくると本当につらいのですよ。精神的にも肉体的にも追い込まれるので。

ハラスメント

長時間労働の状態かと併せて起きるときっついのがハラスメント。 この時点で即辞めたくなります。

理不尽に怒ることしかできないクソ管理職やクソ経営者はそもそも上に立つんじゃないと思います。

ハラスメントの被害者への支援や防ぐ仕組みなんかもできつつありますが、たぶんなくなりません。何故ならハラスメントをやる奴の人間性を変えるのは無理なんです。経営者がそれなら諦めるしかない。

ハラスメント系ブラック企業は永遠にブラック企業であり続けるのではないかと思います。

賃金

長時間労働があろうが、ハラスメントがあろうが、賃金が高ければ意外と人間何とかなったりします。自分の価値基準で「みあわない」「割に合わない」と心から思ったとき、「この会社は自分にとってブラックだ」と判断するわけです。

そしてまた、長時間労働やハラスメントが多い会社程、賃金が安かったりします。

サービス残業?何それ美味しいの?ってな感じでそもそも労働に対して賃金を払う頭の無い経営者も多いです。

管理職には残業代払わなくていいんじゃないの?と考えている経営者も多いですし、新卒2年目にして管理職、会社の8割は管理職、みたいな馬鹿な会社もいまだに存在します。

結局そんなのは違法行為なわけですが、長時間労働にハラスメントで精神的に追い込まれている社員だらけになっていれば訴える余裕もなかったりするのです。

彼らの頭にあるのは「早く逃げたい」「関わり合いを持ちたくない」という言葉です。

ああ懐かしい、私もそんな会社で仕事していました。

その他違法行為

その他違法行為を内外に対して行っている企業もブラック企業の範疇でしょう。

違法とは言えなくとも社会規範に反する行為をしているような企業も数多くあります。 例えば、契約そのものは有効だとしても明らかにお客様からお金をふんだくっている企業。たまに聞きますよね。 こうした企業で働くのは結構厳しいです。特にそれが社会的に知名度のある企業だったりすると・・・「あんな悪徳企業で働いていたんだね」という判断を転職活動時に下されることになりますので。。。

疲弊

他にもいろいろな要素はあるのですが、ブラック企業においては社員が「疲弊」します。

「もう無理」そんな気持ちになるのです。

そしてそれが行き過ぎると、退職後もしばらく「働くのが怖い」という状況になってしまいます。

つまるところ

つまるところブラック企業とは

社員の人生(の一部)を台無しにしてしまう企業 ということではないでしょうか?

「台無しにする」というのは非常に表現として難しいのですが、使い捨てる・対価に全く見合わなくする・疲弊させる・搾取される、、、そんな意味合いを含めています。

決してブラック企業での経験が意味のないものではありません。私なんて今すごく役立っています。それでもなお、台無しと表現することにためらいはありません。

働き方改革について

働き方改革をするというのはとても良いのですが、その目的の一つである長時間労働の是正やブラック企業対策という意味合いでいうと???と思う人が少なくないのではないでしょうか?

私が思うこと

何のために働くのかなんて人それぞれ

そもそも、ブラック企業の問題を法律で何とかするのは難しいのではないかと思うのです。

前述のようにブラック企業の定義というか属性は色々あります。

また、そうした環境が好きとか、納得して働く人もいる。

働くことへの基準・価値観は本当に人それぞれ。

弱い人を守ること

まず何より思うのはブラック企業で疲弊した人たちを救う・守ることはできないのかということです。

例えば労基署って実名・証拠ありで依頼しない限りなかなか動かないじゃないですか?タレコミがあったら牽制ぐらいしてくれてもいいじゃないか?と思うので鵜。

また、ブラック企業で疲弊する人の多くは収入が途切れることを恐れて退職できないのです。失業保険の給付において「退職後に自己都合を否認する」という方法もありますが労働時間などの証拠も必要だし、パワハラ・違法行為とかは形にしにくいものです。もうちょっと何とかならないのかと思います。

社会的なペナルティを作ること

先日初めて通称「ブラック企業リスト」なるものが厚生労働省から発表になりましたがまさに「期待外れ」でした。法的なペナルティを受けた企業だけしかリスト化されておらず、ハローワークの窓口で日々集められている「あの会社に行ったらブラックでした」という情報はありません。

また、公表自体ひっそりとPDFで行われており、情報を知りたい人が検索して該当していないか調べることもできません。

もうちょっと、「これやばい」とどの企業もはっきりと認識できるような方法で公表し、社会的ペナルティを大きくしてほしいものです。

例えば、ハローワークに寄せられた苦情の件数とか内容とか、入社1年未満の離職率とか、これ公表されたらやばいよねっていう事実をどんどん出してほしいのです。もちろん、それに対する企業のコメントも一緒に。企業の言い分や反省もあるでしょうから。

そうすれば、長時間労働がデフォルトの会社には長時間労働でもいいって人しか応募しなくなり、マッチングもされて良いことだらけじゃないですか!

馬鹿な経営者・管理者を教育する事

正直、ブラック企業をなくそうと思ったら経営者や管理者を教育するしかないと思うのです。もちろん教育したからと言ってすぐになくなるわけではないのでしょうが、私の経験上、「ブラック状態であることを認識していない」ところがひどいブラック企業になっていきます。

はっきり言えば「馬鹿」なんです。

法律を知る暇があったらいかに稼ぐか考えていたほうが良いという人たちなんです。

こういう馬鹿にはご退場いただきたいのですが、世の中からあまりに多くの企業が退場処分されても困ることもあるでしょうから、教育して変わってもらうしかないのかなと思うのです。

最後に

世の中にはブラック企業でどうしても働き続けなければならない人もいます。

社会的環境が整い経営者がそれに気づいて変わってくれるのを待つしかないのかもしれませんが、自分でできることはないでしょうか?

私が思うに、ブラックじゃなくても稼げる・ブラックじゃない方が稼げるという仕組みを会社の中で賛同者と共に作るしかないのではないかと思うのです。

仕組みを作るには時間もかかるでしょうし、もしかしたらさらに労働環境が悪くなるかもしれません。いわゆる生みの苦しみです。

しかし、困難を乗り越えて稼げる仕組みを作れたとしたら、企業は変わる可能性が高いです。そりゃそうです。ブラックじゃないほうが稼げるのであればそっちを選ぶのが経営者ってものですから。

このブログから発信する情報が少しでも役に立てれば幸いです。